AGA(エージーエー)

当クリニックでは、薄毛・抜け毛のお悩みに寄り添い、専門的なAGA治療を提供しております。

AGAとは

AGA(男性型脱毛症)は、成人男性に多く見られる進行性の脱毛症です。額の生え際や頭頂部から薄毛が進行し、放置すると徐々に髪の毛の量が減っていきます。
AGAの主な原因は、男性ホルモンの影響や遺伝とされています。特に、男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン(DHT)」が毛母細胞の働きを弱め、ヘアサイクルを乱すことで薄毛が進行します。

使用薬剤

以下薬剤の中から、患者様に適した薬剤を医師が提案いたします。


・ミノキシジル
・フィナステリド

お薬について

ミノキシジル

ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として開発されましたが、副作用として体毛が増えることが確認され、薄毛治療に活用されるようになった発毛促進薬です。頭皮の血流を改善し、毛根に栄養を届けやすくすることで発毛を促し、休止期の毛包を成長期へ移行させることで髪が生えやすくなる効果が期待できます。 ※心臓や血管に影響を及ぼす可能性があるため、持病がある方は特に注意が必要です。


種類 作用 副作用
内服薬 飲んで服用するタイプで、全身に作用します。 多毛症(全身の毛が濃くなる)、むくみ、吐き気、めまい、息切れ、血圧低下、動悸。

フィナステリド

フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑える内服薬で、抜け毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えることで薄毛の進行を防ぎます。DHTの働きを抑制することで毛根へのダメージを軽減し、ヘアサイクルを正常化するため、抜け毛を減らし髪の維持を助ける効果が期待できます。ただし、発毛を促進する薬ではなく、今ある髪を守ることが主な目的です。


フィナステリドには、以下のような副作用が報告されています。


薬品名 副作用
フィナステリド 性欲減退、勃起不全、精液量の減少、乳房の腫れや痛み(女性化乳房)、頭痛、めまい、抑うつ症状など